学校で習うような標準的な発音なら良いのですが、全員が全員きれいな英語を話すわけではありません。
状況によっては、癖のある発音を聞く必要もあるでしょう。
英語の発音というと、アメリカとイギリスとオーストラリアで発音が違う事が話題になります。
しかし、発音の違いはもっと複雑です。
例えば、イギリスの発音一つをとっても地域によって全然違うのです。
私たちが良く聞くのはBBC のアナウンサーやレポーターの英語。
あれをイギリス英語の標準的な発音と思っている人も多いでしょう。
しかし、BBC の発音は全体から見ると少数派なのです。
一部の上流階級の人の発音といっても良いかもしれません。
例えば、ロンドンの下町では、コックニーという英語を話します。
スコットランドの英語もBBC 英語の発音とは全然違います。
国による違いといえば、フィリピンやインドの英語も特徴的です。
中東の人の英語も、聞き取りにくいと感じる人は多いでしょう。
このように、英語の発音は国ごと、あるいは地域ごとで大きく違います。
もう一つ厄介なのが、年代による違いです。
若者は特徴的な言葉遣いや発音をすることがあります。
日本でもそうですね。
これも聞き取りにくいです。
英語の方言で特に困るのが、映画の聞き取りです。
映画では、意図的に特徴のある発音をするキャラクターを登場させたりもします。
キャラクターの個性を出すためなのでしょうか。
方言、あるいは若者言葉を聞き取るには具体的な対応策は見つかりません。
色々な英語を聞き、少しずつ慣れていくしかないでしょう。
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